外壁材の種類とそれぞれの特徴について
外壁をリフォームする際に最も悩むことは外壁材を何にするべきかという点ではないでしょうか。
多くの人が業者のおすすめをそのまま選んでいると思われますが、我が家の外壁についてはしっかり選びたいと思うのは当然です。
納得できる外壁材を選ばなければ、施工が終わってから後悔することになるかもしれません。
そこで外壁材にはどんな種類があるのか、それぞれの特徴などを解説していきます。
外壁材には種類がある
外壁材には基本的に7つの種類が存在します。
その7つというのは、窯業系、金属系、樹脂系、木質系という4つのサイディングと、モルタル、タイル、ALCの3つになります。
それぞれ特徴があり、一長一短でどれが一番優れていると簡単には言えません。
ただ、この7つの外壁材の中で最も使われる率が高いのは窯業系サイディングです。
新築住宅が集合している住宅地を回ると、多くの家がこの窯業系サイディングを使用していることでしょう。
そういった意味では、窯業系サイディングはシェア的にはトップクラスと言えるかもしれません。
種類別それぞれの外壁材の特徴
外壁材のサイディングは工場で生産されるため、品質的には信頼性があり、施工費なども抑えられるという特徴があります。
サイディングの窯業系は日本の住宅の約70%近くで使われていると言われており、色や柄などのバリエーションが豊富で、コスト的にも安価です。
金属系は金属の特性を活かし、水に強くひび割れなどの心配もありません。
樹脂系は寒さやひび割れに強く、塗装などのメンテナンスは不要と言われています。
木質系は断熱的に優れていて、見た目からも自然な感じを与えてくれます。
サイディング以外の外壁材としてモルタルは高い防火性と長い耐用年数が特徴で、デザインも自由にできることからこだわりの外壁を作れます。
タイルは非常に強い耐久性を持ち、経年劣化もしにくいと言われています。
ALCは耐火性に優れているだけでなく非常に軽いという特徴があり、住宅へかかるダメージが少ないの特徴です。
おすすめの外壁材とは?
どの外壁材も特徴があり、住む場所によって何に重きを置くのか考えるところだと思います。
あまり外壁にこだわりがないのであれば、窯業系サイディングを選ぶのが自然でしょう。
シェア的にはダントツですし、費用的にもそこまで高額にはなりません。
最も多く使われている外壁と言うことは、それだけ意味があるということです。
まとめ
外壁材にはいくつかの種類が存在し、それぞれに特徴があります。
住宅ですのでこだわりを捨てきれない方は、どんなことに目を向けたいのか考えて業者と相談するといいでしょう。
あまりこだわりがないのであれば窯業系を選ぶなど、これも業者の専門的な分野とも相談をして決めてもいいかもしれません。