外壁付帯部の塗装費用とその必要性
住宅は様々な名称の付いたパーツがいくつも繋がって一つの建物になっています。
その中にはあまり聞きなれない部位もありますが、それらをひっくるめて付帯部と呼んでいます。
一般的に長い年月を過ごしてきた住宅は塗装などのメンテナンスが必要になりますが、付帯部と呼ばれる部分も必要になるのでしょうか?
そこで、外壁付帯部には塗装は必要なのか、またその費用などについて解説します。
外壁付帯部とは何処のこと?
屋根や外壁という住宅にとって基礎的な場所に付けられているパーツのことを付帯部と呼んでいます。
よく目にする付帯部には雨樋や雨戸などがありますが、基礎となる部分と外壁の境目に付いている板の水切りや、換気扇のフード、玄関ドア、ベランダや窓枠などが外壁付帯部と呼ばれる部分です。
普通に目にするところばかりで、あまり気にしていないかもしれませんが、これらの場所も塗装などのメンテナンスは必要なのか気になるところではないでしょうか。
外壁付帯部にも塗装は必要なのか?
外壁付帯部と呼ばれる場所は、どれも住宅にとって非常に重要なパーツです。
そのため外壁付帯部にも塗装を施す必要があります。
その理由としては、外壁に付いている部分は外からの衝撃に常にさらされているからです。
夏の暑い日差しを浴び、台風などの暴風雨にさらされ、豪雪地帯の雪や海岸近くの塩害にも真っ先に当たる場所です。
新築のときは防水耐性を持っているかもしれませんが、年月が経てば衰えてしまうのは当たり前です。
屋根塗装や外壁塗装はしっかりしても、付帯部をそのままにしては劣化してしまい、そこから雨水が侵入する可能性すら出てきます。
そのため外壁付帯部も定期的に塗装をしなければいけないのです。
外壁付帯部の塗装にかかる費用
外壁付帯部への塗装は、基本的には外壁塗装の際に一緒に行うことが望ましいです。
別々に行うことになると、足場代や材料費、人件費などが余計にかかってしまうからです。
外壁付帯部は細かい場所もあり、それぞれに㎡あたりいくらという金額が設定されています。
例として水切りが200円くらい、換気フードは500円くらい、玄関ドアは1枚3000~4000円くらいと細かく決められています。
もちろん塗料や業者によって違いはありますので、信頼できる業者を選ぶか相見積もりを取るなどして確認することをおすすめします。
まとめ
外壁付帯部は外壁に付いている住宅を構成するパーツのことであり、どれも非常に重要な意味を持ちます。
それぞれ目にする機会は多いですが、外壁と同じく劣化をしてしまうため定期的に塗装をするなどメンテナンスは必須です。
住宅の大規模な外壁塗装などの際に、一緒にメンテナンスをしてもらった方が費用的にもお得に済ませられるので、業者に相談をしてみましょう。