外壁塗装に向いてるシーズンとは?
ベストシーズンは?
春と秋
外壁塗装に向いているシーズンは、春と秋です。
具体的には3月から5月くらい、そして9月から11月くらいが最もいいとされています。
その理由が作業のしやすさと塗料の乾きやすさで、特に春は雨が比較的少ないため事前に決めていた日程を滞りなく進められる期待値が高いです。
空気も乾燥していることから塗料の乾燥も早く、全体的な工期が短くて済むのはこの季節ならではでしょう。
冬場
冬も雨が少なく空気は乾燥していますが、懸念材料になるのが結露や霜です。
外壁や屋根は濡れていると塗料が濡れないため、水分が飛ぶまで待たなければなりません。
例えば9時から作業を始めて結露がなくなるのを待とうとすれば、最悪昼過ぎにならないと塗ることができないケースもあります。
加えて冬は日照時間が短く、暗くなるのが早いです。
夕方の5時になれば晴れの日でももう暗くなってしまうため、そう1日当たりの作業時間が確保できません。
毎日の進捗率が悪いと工期が長くなることから、ご近所への配慮も大変になってしまうのが辛い部分になります。
その代わり冬場は施工業者のスケジュールに余裕がある可能性が高く、都合の良い日程で予約を取りやすいメリットがあります。
人気の春や秋に突然外壁塗装をしてもらおうとしても待つ期間が長くなりがちですが、冬なら依頼してすぐ作業に取り掛かってくれるかもしれません。
融通の利きやすさに魅力を感じるなら、この季節にお願いするのも決して悪い選択ではないでしょう。
夏場
夏は気温が高く、そのおかげで塗料が乾きやすいです。
日照時間も長く1日当たりの作業量が多めに確保でき、一見最適な季節のようにも思えます。
ところが夏は予想しにくいにわか雨が多く、予期せぬところで長期的に中断を余儀なくされることがあります。
気温が高いと作業員の集中力などにも影響が出てしまい、そこまで効率良く進められるわけではないのです。
まとめ
このようなことから、春と秋が最も無難、且つ安定して外壁塗装を行える季節ということになります。
ですが、それぞれの季節でメリット、デメリットがありますので、比較してみてから自分に合った季節を選んでいくと良いでしょう。